今回の豪雨で家の周りに濡れた畳や家電が出た人は、いつ、どこに出せばいいのか気になっているはずです。普段のごみ出しと同じでいいのか、それとも別扱いなのか、迷う人は多いと思います。
地域情報メディア「メイトウグルリ」でエリア担当ライターをしている、すけっちです。わたしは車での移動が多く、ごみを出す場所や時間がその日の動きやすさに直結すると感じています。
この記事では、名古屋市が発表した災害ごみの特別収集について、対象になる人、出し方の違い、公式情報で確認すべき点の順にお伝えします。
豪雨で出たごみは特別扱いになる
令和8年9月8日の豪雨で家庭から出たごみについて、名古屋市が特別収集を始めています。普段のごみと分けて考える必要がある、というのがまず押さえたい点です。
床下や庭先が濡れた程度でも、畳や家具が水を吸ってしまった場合は災害ごみの扱いになります。自己判断で普段の指定袋に入れる前に、対象かどうかを確認しておくと安心です。
対象になるのはどんな人か
対象になるのは、名古屋市内でこの豪雨によって被害を受けた家庭と事業者です。豪雨とは関係のない普段のごみは、これまで通りの収集日に出してください。
家電4品目とパソコンについては、床上浸水があった場合に限られる点も見落としやすいところです。床下浸水だけの場合は対象外になるので、ここは公式ページで確認しておくと無理がありません。
出し方はごみの大きさで変わる
45リットルの袋に入る量かどうかで、出し方がはっきり分かれています。ここを取り違えると収集されないまま残ってしまうので、最初に確認しておきたいところです。
- 45リットル以内の袋に入るごみ
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可燃と不燃に分け、指定袋か「災害ごみ」と書いた透明袋に入れて、可燃ごみの収集日に普段の場所へ出せます。
- 袋に入らない粗大ごみ
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お住まいの区の環境事業所に連絡したうえで、「災害ごみ」と紙を貼り、無料で出せます。
- 家電4品目とパソコン
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床上浸水で使えなくなった場合に限り、環境事業所への連絡後、無料で出せます。
収集日の朝の時間には注意したい
45リットル以内の袋に入るごみは、可燃ごみの収集日の朝8時までに出す決まりです。中区だけは朝7時までと時間が早いので、住んでいる区によって差がある点は覚えておきたいところです。
普段の収集時間の感覚で出すと、間に合わないこともあり得ます。前の晩に袋詰めまで済ませておくと、朝の動きが楽になります。
粗大ごみは区への連絡が先になる
袋に入らない粗大ごみと、家電4品目やパソコンは、いきなり出す前に区の環境事業所へ連絡する順番になっています。わたしの住む名東区であれば、名東環境事業所が窓口です。
連絡先や受付時間は区ごとに違うので、自分の区の環境事業所を先に調べておくと、後で慌てずにすみます。電話番号や受付時間は公式ページで最新のものを確認してください。
交通のじゃまにならない置き方が必要
粗大ごみや家電を出す際は、普段のごみ・資源収集にも交通にも支障が出ない置き方が求められています。道が狭い場所や車の通りが多い時間帯は、置き場所を少し工夫したいところです。
平日の朝は車の流れが変わりやすい時間帯です。出す場所が道路にはみ出していないか、出す前に一度見ておくと安心です。
自分で運ぶ場合は減免の対象になる
令和8年9月9日から、豪雨が直接の原因で出た災害ごみを市の処理施設へ自分で運ぶ場合、処理手数料が無料になる減免が始まっています。名古屋市内で発生したごみに限られる点は押さえておきたいところです。
減免を受けるには、原則としてり災証明書が必要です。取得が難しい場合は、被害の状況が分かる写真でも代わりになります。

り災証明書がまだなら、写真だけでも先に撮っておくと安心ですよ
がれき類は搬入できない期間がある
コンクリートやレンガなどのがれき類は、本来は愛岐処分場への搬入になりますが、今回の豪雨の影響で搬入が止まっています。再開の見込みが立ち次第、案内が出る予定です。
がれきが出てしまった人は、無理に今すぐ運ぼうとせず、再開の案内を待つ形になります。急ぐ気持ちは分かりますが、ここは市の案内待ちが確実です。
自己搬入は事前受付が前提になる
自分で処理施設に運ぶ場合、搬入前に必ずごみが発生した区の環境事業所での受付が必要です。いきなり施設へ向かうと、受付が済んでいなくて戻ることにもなりかねません。
ごみが発生した区の環境事業所へ電話し、災害ごみである旨と搬入したい内容を伝えます。
り災証明書があれば準備し、難しい場合は被害状況が分かる写真を用意します。
環境事業所の受付が済んだあと、案内された内容に沿って処理施設へ運びます。
事業ごみは窓口が別になる
お店や会社から出る災害ごみは、家庭ごみとは相談先が分かれています。契約している許可業者、または名古屋市一般廃棄物事業協同組合への相談が案内されています。
処理施設への搬入手数料は減免の対象になりますが、許可業者に頼む収集運搬の費用は別にかかる点も、事業者の人は確認しておきたいところです。
問い合わせ先を区ごとに控えておく
家庭ごみ全般の問い合わせは環境局作業課、事業ごみは資源循環推進課が窓口になっています。ただ、実際に粗大ごみや家電を出す際の連絡先は、住んでいる区の環境事業所になる点がまぎらわしいところです。
- 家庭ごみ全般の相談は環境局作業課
- 事業ごみの相談は環境局資源循環推進課
- 粗大ごみや家電の連絡は住んでいる区の環境事業所
- 自己搬入の受付も区の環境事業所が窓口
区によって条件が違う点に注意
収集時間、受付方法、搬入時の注意点は区ごとに細かい違いがあります。中区の収集時間が朝7時までと他の区と違っていたように、思い込みで動くと出し直しになることもあります。
お住まいの区の環境事業所のページを一度見ておくと、当日になって慌てずにすみます。名東区の人は名東環境事業所のページを確認しておくと確実です。
| ごみの種類 | 出し方 |
|---|---|
| 45リットル以内の袋に入るごみ | 可燃ごみの日の朝8時まで(中区は朝7時まで)に指定の場所へ |
| 袋に入らない粗大ごみ | 区の環境事業所へ連絡後、無料で排出 |
| 家電4品目とパソコン | 床上浸水で使用不能の場合のみ、区の環境事業所へ連絡後、無料で排出 |
| がれき類 | 現在は愛岐処分場への搬入停止中、再開案内待ち |
まず自分の区の窓口を確認しよう
今日か明日のうちに、自分の区の環境事業所の連絡先だけでも控えておくと、実際に出す段階で迷わずにすみます。名東区なら名東環境事業所、他の区ならそれぞれの環境事業所です。
わたし自身、家の周りに水が回った跡を見て、まず何を誰に聞けばいいのか分からなくなった経験があります。連絡先が分かっているだけで、気持ちの余裕がだいぶ違います。
被害の片付けで大変な時期だと思いますが、無理のない範囲で、まずは連絡先の確認からで大丈夫です。少しずつで構わないので、みなさんも一歩ずつ進めていってください。













